180-参-憲法審査会-004号 2012年04月25日

○西田実仁君 会長、ありがとうございます。
公明党の西田実仁でございます。
今日は、お三方の参考人の方、大変にありがとうございます。
まず井戸川町長にお聞きしたいと思いますが、私、地元が埼玉でございますので、旧騎西高校には何度かお邪魔させていただいて、意見交換というかいろんな御要請を町民の皆さんからもいただいておりますが、なかなかすぐにできないことも多くて申し訳ない気持ちでいっぱいでございます。
その際に、だんだん日がたつにつれていろんな意見が変わってきているというふうに思いますけれども、この間お邪魔したときには、物すごい不便だし、本当申し訳ないんですけれども、エレベーターもないし、温かいみそ汁もお湯も出せないような状態がずっと続いているということで、本当に申し訳ないんですけれども、そういう中にあっても、外に出て戻ってくると非常にほっとするということを言われる町民の方が実は大変に多かったという、私も意外だったんですけれども、大変多かった。それは、やはりコミュニティーというのが、町長を始めあそこに職員の方いらして、コミュニティー自体が本当に不便で本当に安定していない環境なんですけれども、皆様方の大変な御努力で一つのコミュニティーというものができているということをある意味で教えていただいたわけであります。
今後、町ごと移っていくということについて町長さんは、裁量権を、決定権を我々に与えてもらえればという話をいろんなところでされておられますけれども、この町ごとまとまって動くことについての裁量権、県や国との協議の在り方について、御意見があれば教えていただきたいと思っております。
牧原参考人には、多様な地域間の連携というお話もされましたが、そこにおける地方議会の役割についてどのようにお考えなのかということをお聞かせいただきたいというふうに思います。
大石参考人におかれましては、国の責任と自治体の裁量権ということに関して、特に国と地方の協議についてどう憲法上規定すべきなのか。先ほどの緊急事態のお話もございました。そこの辺りをお聞かせいただければと思っております。
以上です。