Vol.46:2015/03/20 西田まこと通信

統一地方選挙が目前に迫り、皆様には各地で公明党と予定候補者に対して、熱烈なご支援をいただいております。本当にありがとうございます。

国会では、平成27年度の予算審議が参議院で行われています。私も3月17日、質問に立ちました。
ポイントは三つ。まず、市町村で実施されている子ども医療費の窓口払いの撤廃について、市町村が窓口負担を軽減すると、国からの補助が減ってしまう、という理不尽な措置について質問しました。塩崎厚労大臣からは、地方創生、子育て支援の観点から、「この制度の見直しも含めた検討の場を設ける」との前向きな答弁がありました。過去30年間、この種の質問への答弁は「慎重な検討を要する」として、実際には検討されませんでした。隔世の感がします。

もう一つは、旧公団住宅のUR賃貸住宅について。3年に一度の家賃改定に際しては、「住民の声を丁寧に、かつ十分にお聴きする。また団地を建て替えても、家賃は従前と同じ水準にする」と太田大臣から具体的な答弁をいただきました。

三つ目がドクターヘリや消防防災ヘリの操縦士不足について。操縦士が不足していては、救える命を救うという役割が果たせなくなっています。操縦士を養成する公的な機関がないことも問題です。太田大臣からは、関係省庁による検討会の開催が明言され、安倍総理からも、操縦士養成の重要性と、国を挙げての養成の必要性が述べられました。

どの質問も、公明党ならではの国、県、市町村のネットワークによって成し得たものです。検討から実現へ、大きな足がかりができました。皆様には、テレビの向こうからもたくさんの応援をいただきました。ありがとうございました。